この記事では、zudo-block 7Uの組み立て方法を解説しています。
zudo-block 7Uは、Takazudo Modular: Panelsで先行販売しているzudo-blockシリーズのケースで、3U+3U+1Uのレールを組み合わせた7U構成が特徴です。
必要な工具
組み立てには以下の工具が必要です。これらはご用意くださるようお願い致します。
スパナ 🔧(例: Amazon: ミニスパナセット)
プラスドライバー 🪛(例: Amazon: ドライバーセット)
組み立ての概要
組み立ては、大きく以下の3ステップで進めます。
ステップ1: レールの組み立て
ステップ2: 外箱の組み立て
ステップ3: レールと外箱の固定
ステップ1: レールの組み立て
まずはレール単品を組み立てます。以下がレールが完成した状態です。(40HP版)

レールセットの並び順を選ぶ
7Uは、3U+3U+1Uの3つのレールセットで構成されています。この並び順は自由に選んでいただけます。具体的には、以下3パターンのいずれかから選択可能です。
A: 1U+3U+3U
B: 3U+1U+3U
C: 3U+3U+1U
お好みの並び順で問題ありません。本記事では、以降Aの並び順を選んだものとして解説を進めます。

側面アルミパネルの部材を確認する
部材として、以下のアルミパネルが同梱されています。まずはすべてパッケージに入っているかご確認ください。
7U大アルミパネル: 2枚
3Uアルミパネル(背が高い方): 4枚
1Uアルミパネル(小さい方): 2枚

これらは、レールの両側面に使用します。このパネルとレールは、長い大ネジ(40mm)で接続します。
いずれのアルミパネルにも表面と裏面があります。基本的に黒色の面が表面です。お好みでどちら向きに使っていただいても問題ありませんが、黒色を外側にした方が見た目は良いかもしれません。
7U大アルミパネルの裏側には、3Uアルミパネル2枚+1Uアルミパネル1枚を配置します。これらの3U・1Uパネルは、ネジ頭が内部のモジュールに接触するのを防ぐためのものです(この点は後ほど組み立てながら実感いただけるかと思いますので、この段階では特に気にする必要はありません)。
ここで重要なのは、これらのパネルを前のセクションで選んだ並び順どおりに配置することです。今回はAを選んだので、図のように1U→3U→3Uの順に配置します。7U側面アルミパネルには自由度の高い穴が多数空いているため、どの並び順の組み合わせにも対応できます。
パネルとレールを接続する
次に、側面アルミパネルとレールを接続します。正直なところ、これは組み立て全体の中でも最も力が必要なステップです。他のネジ締め作業には力は不要ですが、このステップだけは少し大変だとご理解の上、進めていただければと思います。

レールの組み立てを始める前に、「レール用」と書かれたパーツ袋を開けてください。このパーツ袋には、レールセット組み立てに必要な部材と、レールとケース外箱を接続するための部材が含まれています。
このステップでは、長いネジ(40mm、大きい方)を使用します。外側から内側に向かって、以下の順でネジを締めていきます。
ネジ頭
7Uアルミパネル
3Uまたは1Uアルミパネル
レール
この時、レールの向きにご注意ください。レールには方向があり、モジュールを固定するためのガードウォールが付いている側があります。このガードウォール側が、モジュール設置エリアの外側にくるようにしてください。


レールにはナイロン版、ナット版の二種類のバリエーションがあります。いずれの場合も、この後バーナットまたはスライドナットを詰める作業が必要になるため、このステップでは片側のみアルミフレームを接続してください。結果として、アルミパネルからレールが片側だけ生えたような状態になります。

ナットを詰める
長いネジの締め付けが完了したら、次はバーナットまたはスライドナットを詰めます。
ナイロン版レールの場合は簡単です。レール内側に黒いバーナットを入れ、もう片方のアルミフレームを締めれば完了です。このセクションは飛ばして、外箱の組み立てに進んでください。
ナット版の場合は、ナットをレール内部に詰める作業が必要です。こちらは時間がかかる作業なので、十分な時間を確保した上で進めることをおすすめします。

スライドナットは、1袋につき20個入っています。このナット1個の幅はおよそ5mmで、ほぼ1HP分に相当します。そのため、40HPモデルの場合は40個、60HPモデルの場合は60個のナットを1本のレールに詰める必要があります。
各袋には、不良品対策として2〜3個分の予備ナットが多めに含まれています(不良ナットについては次のセクションで解説します)。
ナットを詰める際のコツとして、レールを傾け、空いている側を下にした状態で、下から順に1個ずつナットを入れていくとスムーズです。すでに入れたナットが重り(ストッパー)の役割を果たすので、次のナットが入れやすくなります。
この作業中、ナットがレール内部で回転して横向きになってしまうことがあります。その場合は、爪楊枝などを使ってナットの向きを直してください。
全てのナットを詰め終えると、あと1個ぐらいは入りそうな余白ができますが、これは想定どおりです。40個または60個のナットを詰め終えたら、個数を1つずつ数えて過不足がないか確認してください。41個や61個など、1個多く入ってしまうこともあり得ますが、それだと締め付けがきつくなりすぎてしまいます。

1本目のレールへのナット詰めが完了したら、同様の作業を残りのレールに対しても行います。ただし、2本目以降の作業に移ると、1本目のレールはまだ片側のアルミフレームしか固定されていないため、詰めたナットがこぼれ落ちやすい状態になっています。これを防ぐため、作業済みで空いている側の端にセロハンテープなどを貼ってナットを押さえておくと安心です。このテープは、もう片方のアルミプレートを取り付けた後に剥がしてください。

すべてのレールにナットを詰め終えたら、長いネジ(40mm)でもう片方のアルミプレートを締めて固定します。
不良ナットについて

スライドナットは大量生産品のため、まれに通常より大きかったり、中心のネジ穴が真ん中からずれていたりする個体が混ざっていることがあります。パッケージング時にできる限り取り除くようにしていますが、もし組み立て中に見つかった場合は、そのナットの使用は避けてください。
ステップ2: 外箱の組み立て
レールセットが組み上がったら、次はケースの外箱を組み立てます。
パネル同士を接続する
外箱の組み立てを始める前に、「ケース用」と書かれたパーツ袋を開けてください。このステップで使用する部材が含まれています。
外箱の組み立て自体は難しくありません。このステップで行うことは、以下の2点だけです。
パネル同士の凹凸を組み合わせて接続する
4隅をネジで固定する
まず前提として、外箱単体はそれ単体で独立して固定される構造ではありません。ケース全体の強度を担っているのはレールと側面アルミパネルであり、外箱はそのアルミパネルに接続することで初めて安定します。なので、凹凸を組み合わせてもそれだけで固定されるわけではありません。
外箱は、同じ形状の2つの箱(オープンボックス)に分かれています。

それぞれのパネルの端には矩形の穴が空いており、隣接するパネルの突起部分をここに差し込む形で接続します。以下の図を参考に、各パネルを組み合わせてください。

このレイアウトにおいて、側面パネル同士が線対称になるようご注意ください。側面パネルの穴のパターンを見比べると、左右で揃っているかが確認できます。

ブラケットでパネルを固定する
パネル同士の接続が済んだら、ブラケット金具を使って4隅を固定します。このケースは他にも複数の場所にブラケットを取り付けられるようになっていますが、以下図の4箇所、側面パネルの下側で固定するようにしてください。7Uパネルは大きく、この箇所以外だとパネルと競合してしまうためです。

1箇所につき、ブラケット1個+M5ネジ2本+1mm高ワッシャー2枚+ロックナット2個を使用します。内側から外側に向かって、ネジ頭 → ブラケット → パネル → 1mm高ワッシャー → ナットの順になるよう、M5ネジ12mmで各部品を通し、ナットで固定してください。



ロックナットはスパナが無いと締めにくいため、あらかじめスパナをご用意ください。締めにくい反面、しっかり締め上げると強固に固定されます。
ステップ3: レールと外箱の固定
レールセットと外箱、それぞれの組み立てが完了したら、最後にこの2つをネジとナットで固定します。
固定用の穴を合わせる
7U側面アルミパネルは、外箱の内側にぴったり収まる(外箱よりわずかに小さい)サイズになっています。外箱の側面パネルとアルミパネルの両方に多数の穴が空いているので、まずは上端の穴のラインを合わせてください。
このステップで行うのは、レール側のアルミパネルと外箱の側面パネルをネジで固定することです。前のステップと似た手順ですが、今回は外箱の側面パネルとアルミパネルの間に3mm高ワッシャーを挟みます。図のように両方に多数の穴があるため、固定する8箇所は厳密でなくて構いません。以下の図の星印はその一例です。



レールと外箱をネジで固定する
レールセットを外箱に入れ、内側から外側に向かってネジを締めていきます。ここではM5ネジ14mm(少し長い方のネジ)を使用し、以下の順で各部品を通してください。
ネジ頭
アルミパネル
3mm高ワッシャー
外箱側面パネル
1mm高ワッシャー
ロックナット

外箱内側のスペースは、レールセット+3mm高ワッシャー2枚分とほぼ同じ大きさなので、3mm高ワッシャーがやや入れにくく感じるかもしれません。外箱の側面パネルが下になるよう横に倒し、アルミパネルの上に3mm高ワッシャーを置いてから穴を合わせると、ネジを通しやすくなります。
両側面それぞれ8箇所での固定が理想的です。すべて固定できたら、ケースの組み立ては完了です。
zudo-block 7Uの組み立て方法は以上です。
